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 葡萄を通して「幸」を創造する


日本井川ブドウ協会

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VOL1 ワインの世界        (2025.3.28)

🔶ワインを造る
 葡萄と他の農産物との一番の違い・・・それは、葡萄が生食だけでなくワインの原料になるということです。今でこそ様々な果樹からワインは作られますが葡萄から作られるワインのシェアには遠く及びません。


 
 生産地の水や気候、土壌の違いで味わいが全く異なることから、太古の昔から世界中で数々の名産地が産まれてきました。また近年の気候変動によりさらに世界中で産地形成が進んでいます。
 日本では明治時代からワインが作られ始め、まだ150年ほどの歴史ではありますが、国際的なワインのコンクールで様々な賞をもらえるほどのレベルになってきたのは記憶に新しいところです。
 山梨の「甲州(白)」や「ベリーA(赤)」から始まった日本のワイン作りは、「ヤマソービニオン(赤)」や「甲斐ブラン(白)」など日本固有の品種が増え、現在では、平成30年度の国の調べでは331もの経営体がワインの生産・醸造を行っているそうです。

 日本井川ブドウ協会でも、生食用だけでなくワイン用ブドウを生産・醸造にチャレンジする経営体が増えてきました。今回はそんなワインの世界に魅せられて実際にオリジナル銘柄のワインの販売を始めた皆さんをご紹介いたしましょう。

園 名 使用している葡萄 ホームページ
石井
果樹園
(熊本県)
シャインマスカット、マスカットベリーA https://ishii-fruits.net/
さつま
観光
ブドウ園
(鹿児島県)
ヤマソービニオン
※販売に向け準備中
https://www.jalan.net/kankou/
spt_46402cb3510126313/?scr
eenId=OUW3701
(じゃらん)
鹿児島県出水市高尾野町下高尾野2247
TEL 0996-82-3360
田中
葡萄園
(島根県)
ブラックトルネード(オリジナル品種)、アルバリーニョ、モンドブリエ、メルロー、デラウエア、ブラッククイーン、ゴールドフィンガー他 http://www.monukka.
ecweb.jp/tanakabudo.htm
花瀬ワイナリー
(鹿児島県)
デラウェア、アルバリ―ニョ、プテイマンサン、
シラー、メルロー、マスカットベリーA、
巨 峰
https://hanaze-winery.net/
ぶどうの樹
(福岡県)
富士の夢、シラー、キャンベル・アーリー、ナイアガラ、他 https://budounoki.co.jp/
(50音順)
 
 ワインは興味があっても、法的な問題や採算性など数々のハードルが立ちはだかり、個人が実際に生産するとなると難しいものです。今回紹介した農園のオーナーの皆さんは、あふれる情熱で夢を実現された方々です。一種類ごとに試行錯誤と改良が重ねられた一滴にはオーナー様の魂が入っています。
 それぞれの農園ごとに繰り広げられるワイン物語・・是非ご賞味ください。

🔶醸造用葡萄について

 醸造用の葡萄の種類はその長い歴史から様々な品種がありますが、当ブドウ協会のメンバーが実際に栽培しているものを紹介します。

ヤマソービニオン

山梨大学が1978年交配したブドウ。山ブドウにカベルネソービニオンをかけ合わせた日本オリジナルの赤ワイン用品種。しっかりとした酸味と滑らかなタンニンが特徴。


ブラッククイーン

「日本ワインの父」川上善兵衛氏が1927年交配した品種。しっかりしたタンニンと豊かな酸味からボリューム感のある赤ワインになります。バニラやチョコレート、ブラックベリーなどの香りも感じます。
マスカット・ベーリーA

赤ワイン用品種として日本で生産量第1位。キャンデイのような甘い香気を持つ。川上善兵衛氏が1940年に育種、発表した日本固有種。
キャンベル

生食用としても人気のあるブドウですが、ワイン用としても鮮やかな「赤色」と甘い香りが特徴で日本で赤ワイン用品種生産量第4位である。甘口から辛口まで様々な商品が登場しています、
写真準備中 メルロー

フランスのボルドー地方原産の赤ワイン用品種。黒ブドウの中で世界第2位の生産量を誇る。甘いスパイスの香りと柔らかなタンニンで、果実味あふれ飲みやすいワインになります。
ブラックトルネード

竜巻状に黒い果実をつけることから命名された。綿菓子のような香りを有し大変飲みやすい。1年ほど寝かすと洋酒の様相をみせ、ガーネット色になり深い味わいと余韻を残す。田中果樹園オリジナルのフラッグシップワインの原料となるブドウ。
写真準備中 富士の夢

志村葡萄研究所の志村富雄氏が交配したブドウ。山ブドウの「行者の水」と「メルロー」のかけ合わせ。
濃厚な赤紫の色、優しい渋みと程よい酸味。ブルーベリーの果実を煮詰めたような香りのワインとなります。
デラウエア

1850年代アメリカで発見されたブドウ。生食用ブドウとして根強い人気を持つブドウですが、醸造用としても高いポテンシャルを持つブドウとして評価が高まっています。アメリカ系ブドウの特徴である「フォクシー香」を存分に有しアロマあふれるワインとなります
シャルドネ

フランスのブルゴーニュ地方原産。ピノノワールとグエ・ブランの自然交配により生まれました。「白ワインの女王」として知られています。栽培地域や醸造方法が反映されやすく、世界中で栽培されています。
モンドブリエ

山梨県果樹試験場で開発されたブドウ。シャルドネとカユガ・ホワイトを交配して育成されました。
糖度高く、日本の気候風土に適しています。出来たワインの香りはマスカットに近く爽やかな飲み口。
アルバリーニョ

イベリア半島のスペイン・ガリシア地方、ポルトガルのミーニョ地方で主に栽培されています。スペイン白ワインの代表格。果実味豊かな味わいで、特に魚介類の料理との相性が抜群です。
ゴールドフィンガー

ピアレスとピッテロビアンコのかけ合わせ。糖度22度の高糖度系の生食用ブドウ。味は綿菓子とも味覚糖の飴とも表現されます。このブドウでワインを造ると・・。スッキリした味わいのなか、しっかりとしたアルコール度数が感じられます。
シャインマスカット

ブドウの女王とも云われるシャインマスカット。そのブドウを使いワインにしてみると・・・甘味はきわだち、華やかな淡い香りとスッキリとした飲みやすい一品に仕上がります。デザートワインとしても人気があります。





 




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